ピロリ菌検査について | 千葉県八千代市の島田台総合病院では、土曜・日曜診療を行っております。内科、整形外科、外科、脳外科など

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ヘリコバクターピロリ〈ピロリ菌〉について

ピロリ菌は胃潰瘍や十二指腸潰瘍だけでなく、胃癌の危険因子のひとつですので、胃癌の予防のためにもピロリ菌を除菌されることをお勧めします。

 

ただし、以下のような条件があります。

①血液検査や呼気テスト、内視鏡下での検査にてピロリ菌が陽性であること。

②内視鏡で慢性胃炎の所見があること。

つまり、胃内視鏡検査を受けていただき、きちんと診断を受ける必要があります。ピロリ菌の感染が指摘され治療となった場合は除菌治療を行います。

 

除菌治療は3種類の薬(潰瘍治療薬+2種類の抗生物質)を1週間内服します。

(抗生物質の影響で、下痢や味覚障害などの副作用がでることがあります。服用 前に医師が確認します。)

除菌の確率は約70%です。きちんと除菌できたかどうかを、後日、呼気テストといった簡単な方法で確認します。除菌療法により胃癌の発生リスクを約1/3まで低下させられます。

もし1回の除菌治療で除菌できなかった場合には、別な薬を服用していただき、再除菌をします。2次除菌療法は、約90%の除菌成功率です。

呼気テスト

ピロリ菌感染の有無や、ピロリ菌除去治療の効果判定についての検査方法は、胃カメラ検査をする方法、尿素呼気試験、血中ピロリ菌抗体測定、便中のピロリ菌抗原測定法などがあります。

 

その中でも尿素呼気試験は特に正確さが高く(感度、特異度95%)、当院では主にピロリ菌の除菌治療後の判定にこの方法を行っています。

 

①できるだけ正確に検査を行うために、絶食で来院して頂いています。

②検査時間は約20分です。専用の薬を飲んでいただき、息を袋に入れるだけで検査をすることができます。

③胃カメラ検査の必要ありません。

 

近年ヘリコバクタ-ピロリ(ピロリ菌)が胃内に感染していると、胃癌の発生が通常の3倍になることが分かっています。

感染拡大に伴って2009年1月、日本ヘリコバクタ-学会よりピロリ菌除菌に関するガイドラインが発表されました。そのガイドラインによると、ピロリ菌に感染している人全てに対して、除菌治療を受けることが強く勧められています。

 

当病院の高木融医師は「日本ヘリコバクタ-学会ピロリ菌感染症認定医」であり、経験豊富で専門的に対応しておりますので、是非ご相談ください。

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